公益社団法人日本ローイング協会

Japan Rowing Association

コースタルローイングCOASTAL ROWING

2024年コースタルローイング

お知らせ 掲載順
2024年世界ビーチスプリント選手権(WRBSF)シニアカテゴリ・選考対象者の公表

2024.06.20
コースタルローイング委員会

2024年世界ビーチスプリント選手権(WRBSF)でシニアカテゴリに該当する対象者を集約できましたのでお知らせします。
選考対象者については、添付資料をご確認ください。

2024年7月6~7日に行われる『Beach Rowing Sprint Games 2024 Iwami,Tottori(鳥取・岩美大会)』にて代表選考会を行います。
選考対象者の内、岩美大会の最上位順位の選手を2024WRBSFの日本代表選手として内定します。
悪天候や諸事情などによって大会が中止となった場合は、1000mエルゴタイムの最上位者を日本代表とします。

また、ジュニアカテゴリについては、大会選考は行わず、エルゴの最上位者を内定とします。
スコア提出期限は、7月7日(日)12時までとなります。集約でき次第、代表内定者はこちらのサイトで公表予定です。

2024年度コースタル関連大会及びイベント日程について

2024.03.13
コースタルローイング委員会

2024年度(2024年3月時点)のコースタル及びビーチスプリントの国内外における大会並びにイベントに関する日程等を添付資料の通りお知らせいたします。

コースタルローイング安全マニュアルについて

2023.03.30
コースタルローイング委員会

この度別添資料の通り「コースタルローイング安全マニュアル」を作成いたしましたのでお知らせいたします。

コースタルローイングとは

コースタルローイングは2000年代に誕生した、オープンウォーターで漕ぐ新しいローイングスポーツです。

レース競技としては、2006年以降世界選手権がカンヌ(仏)、サン・レモ(伊)、モナコといったヨーロッパ有名観光地、そして2019年には香港と深圳(中国)で開催されるなど世界中で人気が高まっています。アウトドアレジャー向けのポータブルタイプは、持ち運びが容易で気軽に楽しめるため、新感覚のアクティビティとして幅広い世代に親しまれています。

主な特徴として、オリンピック競技のフラットウォーターと異なり、海岸やラフな湖や川などのオープンウォーターで行うローイングスポーツということが挙げられます。コース立地の多様性と設営のしやすさから、ヨーロッパを中心にモルディブやアフリカ、アメリカ南北の海岸など新たなローイング拠点が生まれ、競技人口も急激に増えています。また、艇の構造はコースタル特有。波が高いラフなコンディションでも安定的に漕げるように、幅の広い船体で、船尾には流入した水を即時放出できる機能を持っています。

2028年開催予定のロサンゼルスオリンピックで正式採用になることが期待されています。

レース形式

レース形式は、コースタルローイングとビーチスプリントローイングの2つがあります。どちらも基本的に海面で実施されるので、自然環境によって大きく試合展開を左右されます。

コースタルローイングでは、全長4~6キロメートルのレースで、海上に設置されたブイとターニングマークを回りながらフィニッシュラインまでの着順を競うもの。クルーの持久力、スキル、ナビゲーションそして長距離レースで変化するウォーター条件への適応性が求められます。

一方、ビーチスプリントローイングは、砂浜のスプリントと海上のローイングを組み合わせた直接対決のレーススタイル。砂浜からランニングして乗艇した後、沖250メートルに設置されたブイをスラロームしながら、ターニングマークを180度転回。ビーチに戻りフィニッシュラインまで全力疾走し、砂浜に直立した1本の旗を先に拾い上げた(またはボタンもしくは類似の器具を押した)クルーが勝者となる。この形式では短時間の枠内で複数回出漕するようなレース構成がされています。クルーの瞬発力、沿岸のナビゲーションスキル、そして疲労下でのパフォーマンスが必要となります。

種目
男子(M)
C1x、C2x、C4x+、C4+
女子(W)
C1x、C2x、C4x+、C4+
混合(Mix)
C2x、C4x+

出典:「World Rowing https://worldrowing.com/wp-content/uploads/2020/12/1615_Coastal_Rowing_14a_English.pdf

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