第32回全国マシンローイング新潟県B大会
2019（令和元）年12月7日（土）に第32回全国マシンローイング大会新潟県B大会を実施しました。2019シーズンは10月の台風19号豪雨により新潟県東蒲原郡阿賀町の新潟県立津川漕艇場艇庫が被災したため、急遽会場を新潟市内の信濃川沿いにある県立新潟南高校艇庫2階に変更しました（主管：新潟県ボート協会）。
津川艇庫被災後、関係者の方々からの義捐金、お見舞いに対しまして有難く厚く御礼申しあげます。大会当日の天候は、前日まで雪模様の天気予報でしたが、この時期としては珍しく薄日の射す穏やかな天候の中での競技会になりました。
今回は、石川県小松ローイングクラブからの県外選手を含めて総勢78名の参加がありました。今年の競技方法は6台のエルゴメーターを通信システムでつなぎ、スクリーンに向かってV字に3台ずつ向い合せにして一斉スタートで実施しました。例年のとおり、参加選手を申告タイムの順番に並べたため高校生と大学生・社会人が一緒の組でトライする組み合わせもあり、どの組も大声援のなか、隣の選手に負けまいと例年に負けず白熱したレースを繰り広げることになりました。
スクリーンに映る自分のレーンの艇を見ながらの競漕は例年よりも前半のペースが上がり、また、ゴール前の混戦や逆転が見られるなど、これまでよりも盛り上がった大会となりました。結果、今回は6分代の大学生選手が多数見られた他、高校生・社会人選手で自己ベストを更新した選手が多くいたことは主催者側としてとてもよろこんでいます。これから選手たちには冬季間のマシントレーニングの課題を持ち帰り、それぞれ自分の課題の改善やレベルアップを図ってもらい水上のスピードアップにつなげてほしいと思います。
【新潟県ボート協会 坂上英行】
大会結果は次Web参照。
男子：https://www.jara.or.jp/mr/current/2019B_nigata_M.html
女子：https://www.jara.or.jp/mr/current/2019B_nigata_F.html