年の瀬を迎え、世間も忙しくなり始めた2019(令和元)年12月22日(日) 、埼玉県戸田市の戸田公園管理事務所で「第32回全国マシンローイング関東ブロックA大会」を盛大に開催しました。 今年は500m・1000m・2000mの各種目に466人が参加しました(主管:関東漕艇学生連盟)。
スタート前のアップ時には緊張感が張り詰め、空気は痛いほど鋭かったです。最終レースの測定が始まると、出漕選手の関係者のみならず、さまざまな団体の選手・サポート陣が駆けつけ、日本のトッププレーヤーのパフォーマンスに釘付けでした。
ある男子学生は「この大会の結果が今冬のトレーニングの指標になる。冬のトレーニングは来シーズンの結果に大きく関わるので、気合いを入れている。」と語っていました。
彼のいうとおり、冬のトレーニングの最初の成果となり、今後のトレーニングにも影響してくる今大会の持つ意味は大きいものになっています。
また別の参加者は「今年の総まとめとして挑んだが、目指していた結果が出ずに残念。しかしまだ冬は始まったばかりなので春まで全力で頑張りたい」と語りました。
各選手が今大会を通じて今の実力を知り、今後の冬トレーニングを実のあるものにしてくれることを願っています。
今回は小・中学生からご年配の方まで幅広いボート愛好者たちに参加いただきました。日本一を目指すボート競技者だけでなく、健康やリハビリ、ダイエットといった多様な目的を持ち、ボートに関わる人々が集まり、交流が生まれることは日本におけるボート競技発展の一助となると思います。
来年には東京オリンピック・パラリンピックの開催が控えており、選手たちの熱気は増してきています。我々運営・サポート側も選手たちを支え、より良い大会運営のため、最善を尽くしたいと思います。
【関東漕艇学生連盟 下田浩奨】
大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2019A_kantou_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2019A_kantou_F.html