第2回「ボートのある風景」写真コンテスト(審査員長:水谷章人氏)コンテストでは25名、64作品の応募をいただきました。たくさんの応募をありがとうございました。応募者全員に記念品を送付いたします。
審査委員長:水谷章人(日本スポーツプレス協会前会長)
今回の作品は写真のバリエーションは前回よりも増えていた。引いて撮影したり、選手をアップにしたり、練習風景やレースの模様など様々な写真があった。だた、残念ながら総じて季節感が乏しかった。ボートは屋外で行われるスポーツであり、春は桜、夏は入道雲、秋は雁に夕照、冬は雪や霜など季節を感じさせる物と組み合わせた写真が撮れたと思う。ぜひチャレンジして欲しい。
『一漕入魂』
野村美博(所属:CCSP)
戸田ボートコース
カメラCanon EOS-1D MarkⅡ
レンズ EF100-400mm f/4.5~5.6 IS Ⅱ USM
フィルター なし
絞りシャッター速度 F5.6 1/2000
ISO感度 800
選評
力感であれば一番の作品。戸田大橋の上から望遠レンズで選手に寄ったわけだが、ピント、構図ともに良い。筋肉の躍動感や力強さが活写されていて、スポーツとしてのボートをよく捉えている。
『ラストスパート』
服部仁哉(所属:名古屋大学艇友会)
戸田ボートコース
カメラ Canon EOS 7D MarkⅡ
レンズ SIGMA Contemporary 150-600mm DG OS HSM
フィルター Kenko ゼータ クイント
絞りシャッター速度 f/20 1/40
ISO感度 100
選評
ユニフォームが揃っているからレースでの写真ですね。流し撮りをしていながら見せたい選手はピタッと止めている。テクニックは充分。腕やオールはまだ動いていて、ボートのスピード感を感じる作品です。
『アンナと楽しいボート仲間』
青柳裕子(所属:新潟ローイングクラブ)
信濃川
カメラ 携帯電話(Xperia)
選評
老いも若いも日本人も外国人も実に楽しそうな表情をしている。スマートホンのカメラで良いから気軽に撮影して楽しい瞬間を残してほしいですね。仲間が撮るからこその写真です。タイトル通り、ボートを通じて仲間になる楽しさが伝わってきます。
『喜びのひととき』
菊池由喜江(所属:無記名)
戸田ボートコース
カメラ Canon 60D
レンズ SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM
選評
所属が書いていないので作者は選手の応援に来たのでしょうか。とても良い表情でガッツポーズをしています。レースで良い結果だったんでしょうね。スポーツは勝者がいれば敗者がいます。敗者を写真に入れ込められればもっと良かったですね。
『盛夏』
佐伯範夫(所属:無記名)
中海(鳥取県)
カメラ ニコンD700
応募要項は次参照
https://www.jara.or.jp/report/2018/2018Rowing_Photo_award.html