2019年1月20日(日)に滋賀県大津市のウカルちゃんアリーナで「第31回全国マシンローイング近畿ブロックA大会」を開催しました。今回の事前エントリー数は過去最高の940人となり、日本各地よりたくさんの方に参加していただきました(主管:滋賀県ボート協会・NPO法人瀬田漕艇倶楽部)。
一般男子エリートレース:最前列Esklid Ebbesen選手
全国よりご参加いただき誠にありがとうございました。大会の様子は2019 Japan Indoor Rowing Championships 31th _MR31 まとめにまとめておりますので、ぜひご覧ください。 その他レースの様子の動画も大会HPに掲載しております。
今大会においても、海外からの招待選手・エリートレースの演出に力を入れ、参加者はもちろん、観客・スタッフも楽しめる大会づくりをしてまいりました。
①デンマークより招待選手の参加
滋賀県の『ホストタウン滋賀交流推進実行委員会』の交流事業の一環で、招待選手としてデンマークよりアトランタ・アテネ・北京五輪で男子軽量級舵手なしフォア金メダリストのEsklid Ebbesen選手をはじめ、全8人の選手・コーチが来日いたしました。
②World Indoor Rowing Championshipsに招待
今大会は大会スポンサーの株式会社スターラインジャパン様のご支援もあり、男女トップタイムの選手をそれぞれアメリカで行われますWorld Indoor Rowing Championshipsに招待していただくこととなり、男子は戸田中央総合病院ローイングクラブの勝又晋一選手、女子はデンソーの上総香子選手が代表に選ばれました。
スターラインジャパン・武田社長とデンソー・上総選手の握手
③エリートレースの演出
高校男女・一般男女・マスターズ男子の5カテゴリーにおきまして、事前申告タイム上位16人の選手でのエリートレースを実施し、演出にも力をいれました。
レース風景
今大会より、入場時に、選手を写真付きで紹介し、会場は応援するチームメイトで大盛り上がりでした。また、大会MC・照明・サイドパネルと今大会も迫力ある演出にもなりました。
一番の盛り上がりを見せた、一般男子のエリートレースでは、デンマークからの招待選手、Mark Hartsteen選手が6:08.4でゴールし、大会3連覇となりました。
また、高校女子はデンマークからの招待選手のAmalis Brems選手が07:28.9で1位となり、津高校の中尾咲月選手が07:34.9と続きました。
高校男子では、瀬田工業高校の島田隼輔選手が06:26.6と他の選手を大きく離し、トップでゴールいたしました。
そして、エリートレースの際には、レースゾーンをスポンサーさんのロゴを掲示いたしました。今大会におきましても、たくさんのご支援を頂き、誠にありがとうございました。
④新企画!COX最速王とスライドエルゴ対抗戦
今大会では、COX最速王とスライドエルゴ対抗戦という二つの新企画を実施いたしました。COX最速王では500mのレースを行い、仙台大の兒玉紘明選手が初代チャンピオンに輝きました。スライドエルゴ対抗戦では、エルゴを4台スライドで連結し、男子は東レ滋賀に、女子はデンソーに1000mのレースを挑みました。水上でのクルーボートさながらに、クルーとしての一体感がエルゴでも見られ、Coxのかけ声とともに、臨場感あふれるレースとなりました。男女ともに実業団チームには勝てませんでしたが、白熱したレースで会場は大変盛り上がりました。
Cox最速王決定戦(男子)
⑤レースだけでない、楽しめる会場
レース以外にも飲食ブース・VRエルゴ体験ブース・スライドエルゴ体験ブース・大学交流ブース・出展企業様によるブースなど、レース以外にも楽しめる環境づくりにも力をいれました。ご協力をいただきました、企業・団体の皆様、ありがとうございました。
次回は、2020年1月19日(日)にウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館)にて行います。たくさんの方の参加を心よりお待ちしております。
また、大会も終わり、我々実行委員の大会への想いを【感謝と愛をこめて 皆様へ!!】にまとめさせていただきました。こちらも合わせて、一読いただけると幸いです。
次回の大会もさらにパワーアップし、たくさんの方をお迎えできればと思います。ぜひ、2019シーズンのレース予定にご検討ください!
【全国マシンローイング大会近畿ブロック大会 実行委員長 NPO法人瀬田漕艇倶楽部 阪口雅弘】
大会結果は次Web参照。
男子: https://www.jara.or.jp/mr/current/2018A_kinki_M.html
女子: https://www.jara.or.jp/mr/current/2018A_kinki_F.html
会場風景