第46回朝日茨戸レガッタ


2018(平成30)年6月31日(土)と7月1日(日)に北海道の茨戸川ボートコースで「第46回朝日茨戸レガッタ(主催:朝日新聞社北海道支社、札幌ボート協会)」を開催しました。

第46回朝日茨戸レガッタ

2日目は雨にあたったものの、両日とも最高のレースコンディションの中、招待クルーの独ミュンヘンRC(以下MRC)をはじめ総勢83クルーが熱戦を繰り広げた。

レースはMRCが道内クルーと接戦を展開。実力を見せたMRCが3種目を制したが、地元学生とのエイトのエキジビジョンレースは北海道大が僅差で逃げ切った。2014、15年世界選手権男子軽量級エイトの優勝メンバー、Simon Barr選手を含むMRCとのレースは学生たちにとって貴重な実戦となったようだ。ハンデ戦のフレンドリー種目では瀬田RCや同志社大OBのワイルドローバーが元気な漕ぎで会場を沸かせた。

この大会のレース形式は予選のタイム順で順位戦が行われ、さらにフレンドリー種目はハンデ差による時差スタートが特徴。実力伯仲の順位戦はゴール前の接戦が続き、会場も大いに盛り上がった。

札幌市と姉妹都市の独ミュンヘンから来札のMRCは札幌市長を表敬訪問するなどレース以外でも両市の親善に一役買い、1日目レース後のレセプションでも出席者たちと談笑したり記念写真を撮るなど交流を深めた。今年試みたレース動画のドローン撮影は選手からも好評で、今後の魅力ある大会運営や競技普及には有効としてドローンへの期待は大きい。

日本ボート協会・大久保尚武会長には昨年に続き観戦いただいた。皆さまのご協力に感謝いたします、ありがとうございました。
【朝日茨戸レガッタ実行委員会 委員長 出家敏光】

第46回朝日茨戸レガッタ
エキジビジョン男子エイト(奥から1位・北海道大、2位・MRC+Sapporo、3位北海道大医学部・小樽商科大)
第46回朝日茨戸レガッタ
男子舵手つきフォア決勝。奧から1位・独ミュンヘンRC、2位・北海道大医学部、3位・小樽商科大(手前)

北海道ボート協会Webはこちら

レース結果は次の通り。

◆チャンピオン種目(1000m)
男子舵手付きフォア
1着:MRC 3'27"39
2着:北海道大医学部玄武 3'29"35
3着:小樽商科大 3'31"70
男子ダブルスカル
1着:MRC 3'44"70
2着:北海道大医学部北鷲 3'49"41
3着:道新ナイスミドル 3'57"77
男子シングルスカルⅠ部
1着:ハンス(MRC) 3'49"76
2着:井上(北海道大) 3'52"30
3着:村椿(北海道大) 3'55"50
男子シングルスカルⅡ部
1着:長谷川(石狩翔陽高) 4'52"12
2着:大枝(北海道大歯学部) 5'33"32
3着:見上(小樽桜陽高) 5'48"29
女子ダブルスカル
1着:北海道大医学部A 4'02"42
2着:小樽商科大 4'12"99
3着:石狩翔陽高 4'20"79
女子シングルスカルⅠ部
1着:高橋(北海道大) 4'22"47
2着:依田(北海道大) 4'23"46
3着:澤口(石狩翔陽高) 4'33"93
女子シングルスカルⅡ部
1着:本庄(小樽桜陽高) 5'18"38
2着:佐藤(石狩翔陽高) 5'48"03

◆フレンドリー種目(800m)
40歳以上シングルスカル
1着:安達(瀬田RC) 2'49"44
2着:長瀬(瀬田RC) 2'53"55
3着:川上(道新RC) 3'24"69
混成ダブルスカル
1着:道新瀬田 2'59"90
2着:WILD ROVER61 3'19"34
3着:WILD ROVER58 3'22"50
Joyフォア
1着:WILD ROVER59 3'01"87
2着:瀬田RC昔美女 3'05"41
3着:道新ファイターズ 3'13"62
チャレンジエイト
1着:札幌RC 2'41"16
2着:ALLじゃポン&MRC 2'41"55
3着:WILD ROVER58 2'45"05

◆エキジビジョンエイトレース(800m)
1日目
1着:北海道大 2'32"24
2着:MRC+Sapporo 2'34"99
3着:北医・商大 2'40"25
2日目
1着:北海道大 2'33"27
2着:MRC+Sapporo 2'35"79
3着:北医・商大 2'39"31

第46回朝日茨戸レガッタ
レセプション集合写真