公益社団法人日本ローイング協会

Japan Rowing Association

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ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言へ署名

2024年11月12日
企画・戦略委員会
ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言へ署名

(公社)日本ローイング協会(JARA)は2024(令和6)年11月5日(火)、 女性スポーツ発展のための国際的な行動計画「ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言(Brighton Plus Helsinki 2014 Declaration)」へ 署名しました。

ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言へ署名

握手するアナマリ・フェルプスIWG共同議長(左)と坂田東一JARA会長(右)

今回の署名は、IWG(International Working Group on Women and Sport。事務局:英London及びBirmingham)のアナマリ・フェルプス共同議長(Annamarie Phelps)の来日に伴うものです。

フェルプス氏は11月5日に東京・新宿区のJapan Sports Olympic SquareでJARA・坂田東一会長らと面会しました。坂田会長は「本宣言とJARA2020ビジョンで掲げる原理原則が合致することから署名することを決めた」と述べました。 またフェルプス氏は「JARAが抱える課題に対して多様なサポートを提供できる」とのことです。

IGWの活動に国内中央競技団体(NF)がコミットメントしたのはJARAが初めてです。JARAは今後、国内外のスポーツ組織と連携を図りながら、スポーツにおけるジェンダー平等を実現するとともに、すべての女性があらゆるライフステージでローイングに親しむことができる機会の提供に取り組んで参ります。


【ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言とは】
IWGが発表する女性スポーツ発展のための国際戦略。「2020(令和2)年までに意思決定の立場にある女性の比率を40%にするべき」という提言で、2014(平成26)年にフィンランド・ヘルシンキ(Helsinki)での「第6回世界女性スポーツ会議」で採択された。
ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言のオリジナルは、1994(平成6)年に英国ブライトン(Brighton)での「第1回世界女性スポーツ会議」において採決された「ブライトン宣言」。内容はスポーツのあらゆる分野で女性が参加するべきというもの。

【IWG(International Working Group on Women and Sport)】
国際女性スポーツワーキンググループ。目的は世界中の女性のスポーツと身体活動における公平性と平等の推進。1994(平成6)年の第1回世界女性スポーツ会議を機に設立。

詳細は以下Web参照
(公財)日本オリンピック委員会(JOC)「ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言」
スポーツ庁「女性スポーツに関する国際的な取組」
IWG(International Working Group on Women and Sport)