日本ボート協会は2020年に創立100周年を迎えるにあたり「日本ボート協会2020ビジョン」を作成いたしました。新しいビジョンは「すべての人に、あらゆるライフステージでローイングの機会を提供することによって、人々の心身の健全な発展と社会の進歩に貢献する」としています。ぜひご覧ください。

日本ボート協会では、本来予定していた東京オリンピック・パラリンピックの年2020 年に創立100 周年を迎えるにあたり、 100周年事業の一環としてビジョンを策定いたしました。日本ボート協会は、日本で最初に設立されたスポーツ協会で、 100周年を迎える最初の協会になります。新しいビジョンは、「すべての人に、あらゆるライフステージでローイングの機会を提供することによって、 人々の心身の健全な発展と社会の進歩に貢献する」としています。

このビジョンの下、基本理念として「幅広い選手の育成強化」「社会に貢献するオアーズパーソンシップの涵養」「国際交流を通じて世界平和に貢献する」といった５つのことをうたっております。 そして、行動指針に基づく対策として、総合型地域スポーツクラブの創設・拡充やアーバンスポーツ化、 パラローイングの振興、東京オリンピック・パラリンピックのレガシーの活用など、 現在、当協会が重要と考えている様々な施策を挙げております。

世界をめぐる環境は日々変化しており、またボート協会自身もガバナンスの確立や財政基盤の強化など様々な課題を抱えておりますが、 できるものから計画的に実行してまいります。新しいビジョンの着実な実現により、日本のボートの発展につなげていきたいと考えております。

なお、新たなビジョン策定にあたりましては、2018 年8 月以来、大久保前会長をはじめとする協会関係者の皆様に、 多大なご支援・ご協力をいただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。