公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

トレーナー部会の発足について

2014年09月22日
医科学委員会
トレーナー部会の発足について

このたび公益社団法人日本ボート協会 医科学委員会のもと、全てのボート競技者・愛好者の傷害予防と健康管理及び競技力向上ならびに指導者やジュニア育成にかかわる方々への支援をめざし、「トレーナー部会」を発足することになりました。

他の競技団体ではすでに、強化や医科学にトレーナーが位置付けられてきていますが、ボート競技においては、トレーナー組織はもちろん、競技活動の支援・傷害予防・教育・育成・情報の共有・技術支援・などについて体系化したものがありませんでした。

したがって我々の仕事を理解されなかったり、いろいろな情報がうまく提供されなかったりしていたことから、医科学委員会内に独立したトレーナー部会を設置し、各チームや学校など多くのトレーナーに情報を伝達共有するとともに、選手、指導者の皆様のご支援ができるように活動をしていきます。

また、競技につながる情報や、傷害予防にかかわること、各トレーナーからの技術提供など本来のトレーナーとしての活動を盛り上げ、「2020東京五輪」の成功とメダル獲得に向け、一丸となって意識の共有化を図りたいと考えます。

どうか、多くのボート関係者に賛同をいただける活動をしていきますので、各チームで活動しているトレーナーの方、今後ボート競技のトレーナーを目指している方の、部会へのご推薦・ご参加・ご登録していただくことをお願いします。

トレーナー部会設置について

《設置の趣旨・目的》

これまでのトレーナー活動は、代表チームのサポート(特にコンディショニングサポート)に終始し、あまり公に活動が理解されていないことがあった。このたび、強化委員会から強化戦略プランが明確に示され、専門家集団がナショナルチーム支援をすることを期待されることとなった。

トレーナー部会は、全てのボート競技者・愛好者の傷害予防と健康管理及び競技力向上ならびに指導者や育成への支援をめざし、それぞれの専門性を生かすとともに、ボート競技への理解と協力を果たすべく、各方面で活躍するアスレティックトレーナー・メディカルスタッフが連携し、資質・技術・知識の向上と情報の共有・活用・発信を行い、日本のボート界に寄与することを目的とする。

《活動内容》

*1 組織運営

  1. トレーナー部会 総会
  2. トレーナー研修(医科学研修会)
  3. (公財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー養成講習会受講希望者の推薦

*2 強化支援活動

  1. 各カテゴリーチームの合宿・大会に帯同するトレーナー派遣
  2. 競技会でのトレーナーブースの設置
  3. 指導者育成支援・中高校生への教育支援

*3 普及・教育活動

  1. 競技者・愛好家・指導者への傷害予防啓発活動
  2. ドーピングコントロール啓発活動
  3. ジュニア期のコンディショニング普及活動

《会員組織》

* 会 員

日本国の厚生労働大臣より付与された医療免許もしくは日本体育協会公認のアスレティックトレーナー資格を有し、本会の目的に賛同する者。 または、本会の目的に賛同し、ボート競技に携わる熱意のある方。

《登録》

日本ボート協会、トレーナー部会で承認されたものによって組織する。

《申し込み》

添付申込用紙(エクセルファイル)に必要事項をご記入いただき、日本ボート協会(トレーナー部会宛て)事務局まで、郵送またはメールまたはFAXにて送付ください。

提出先:日本ボート協会事務局

E-mail: メール Fax:03-3481-2327