公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

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アンチ・ドーピング規定に基づく「同意書提出対象競技会」について

2014年10月30日
医科学委員会

先日お配りした親権者同意書の取得に関して、「同意書提出対象競技会」の定義に関するご質問を頂きましたので、他の団体の方にもわかるように回答をまとめました。

アンチ・ドーピング規定に基づく「同意書提出対象競技会」について
1.「同意書提出対象競技会」はどれですか?

全国レベルの大会、JARA(日本ボート協会)主催・主管の大会、IF(国際競技連盟) が指定した大会が該当します。過去の実績でいえば、全日本軽量級選手権、全日本大学選手権、全日本選手権、全日本新人選手権、国民体育大会(本大会)です。

これらの大会においては、ドーピング検査が実施される可能性があります。

2.インターハイや高校選抜は、「同意書提出対象競技会」ですか?

現段階では同意書提出対象大会ではありません。同意書の提出が必要となる際には、予め開催要項等に通知いたします。

3.当初は同意書を提出せず、ジュニア・ユース等に参加が決定してから、同意書を取得する、というやり方でも可能でしょうか?

可能です。

ただし、JADA(日本アンチ・ドーピング機構)に居場所情報を提出しているようなRTPA(検査対象者登録リスト・アスリート)の選手は、OOCT(競技会外検査)の対象となるため、必ず提出が必要です。RTPAでない選手も、特に国際競技会に参加するような競技者の代表合宿などでは競技会外検査の対象となることがありますので、派遣決定とともに速やかに提出する必要があります。

4.選手登録時に必ず提出が必要なのでしょうか?

同意書提出対象競技会に出漕しない場合は、事前に提出をしないという方法もあります。その場合、毎回の大会エントリー時に開催要項のチェックが必要です。同意書対象大会は、随時更新されるので、大会エントリー時には必ず開催要項のチェックを行ってください。

5.過去に同意書を提出していない20歳未満の選手を同意書提出対象競技会にエントリーするためには、どのような手続きが必要ですか?

新たに「未成年競技者親権者の同意書」と更新後の「親権者同意書提出一覧」を提出すればエントリーが可能です。エントリー前に済ませる必要がありますのでご注意ください。

6.その他

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決定し、今後ますます日本のアンチ・ドーピング活動が重要性を増してきます。ご理解とご協力をなにとぞよろしくお願い申し上げます。なお、すでに国際ボート競技では尿検査のみならず血液検査も多数実施されております。したがって本同意書は、尿検査だけでなく血液検査に関する同意も含まれていますことをご承知ください。