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2013年アジアボート選手権への“交流派遣”実施について
2013年08月12日
国際委員会
国際委員会
2013年アジアボート選手権への“交流派遣”実施について
2013年アジアボート選手権(9月25-29日、中国・六安)には、日本からはナショナルチームを派遣しないことが既に決定していますが、日本ボート界がARFとの交流を促進して今後の国際ステータスを高めるために、来たる第40回全日本大学選手権大会および第53回オックスフォード盾レガッタにおける優勝クルーを、以下の要領で2013年アジアボート選手権に“交流派遣”いたします。
【目的】
- 国内または大学トップクルーが国際大会の雰囲気、大会運営、ルール等を経験することによって、国際大会に順応して、その実力を十分に出せるようにすること。
- アジアボート界との交流を通して、今後のボート界を背負う若手選手に大きなチャレンジ意欲を持ってもらうこと。
- アジアボート連盟(ARF)設立発起国であり、アジアボート界のリーダーである我が国の果たすべき当然の責任として、ARFの最高イベントであるアジアボート選手権にクルーを派遣して、大会を充実・成功させること。
- 2020年オリンピック開催都市が9/7に決定する。東京が開催都市に決定した場合は、アジア初の夏季オリンピック2回開催国の名誉にかけて、アジアボート界のリーダーとしてふさわしいパフォーマンスを示すこと。
【対象種目】
- 全日本大学選手権参加クルーより選抜するもの
- 男子シングルスカル(M1X)
- 女子シングルスカル(W1X)
- 男子ダブルスカル(M2X)
- 女子ダブルスカル(W2X)
- 女子舵手つきクオドルプル(W4X+)
→アジア選手権では女子舵手なしクオドルプル(W4X)に出漕する
- オックスフォード盾レガッタ参加クルーより選抜するもの
- 男子エイト(M8+)
【アジアボート選手権への派遣の条件】
- 上記の第40回全日本大学選手権大会および第53回オックスフォード盾レガッタにおける対象種目において優勝したクルーを派遣する。優勝クルーが派遣を辞退した場合は、2位のクルーが派遣の権利を得る。優勝クルーと2位のクルーが共に派遣を辞退した場合は、3位のクルーが派遣の権利を得る。
- アジア選手権では、上記の派遣対象種目の内、男子エイト(M8+)以外は軽量級種目も実施される(LM1X、LW1X、LM2X、LW2X、LW4X)。オープン種目と軽量級種目のいずれに出場するかは、派遣クルーが選択するものとする。
- 派遣クルーには、全日本大学選手権またはオックスフォード盾レガッタの決勝における漕手を、半数以上含むこと。
- シングルスカル漕手は全日本大学選手権決勝における漕手と同じであること。
- 本要項による2013年アジアボート選手権への派遣は、あくまで“ARFとの友好・交流の促進”を旨とした派遣であり、これまで国際大会に派遣されてきた、いわゆる選抜クルー(日本代表クルー、ナショナルチーム)とは性質を異にするものであることをよく理解すること。
- 派遣されるクルーは、日本ボート協会から派遣される団長と連携を密にし、その指示に従うこと。
- クルーの派遣にかかる経費(渡航費、宿泊費、食費、借艇料、オール輸送費、ユニフォーム代、必要であればマネージャー・ドクター等の選任とその全帯同費用、その他)は、全額、派遣クルーが負担すること。
- 派遣クルーが着用するユニフォームは所属チームの公式ユニフォームで統一し、Japanの名称が入った、いわゆる“日本代表クルーのユニフォーム”は着用しないこと。
- 派遣クルーは各所属団体のオールを持参し、使用すること。
- 帰国後、派遣クルーごとにレポートを作成し、提出すること。
【日本ボート協会による支援】
- アジアボート選手権参加に必要な情報を提供し、事務手続き(エントリー手続き、航空券購入、宿舎手配等)を行う。
- アジアボート選手権参加に必要な機材を、可能な範囲で貸し出す。
- アジアボート選手権に派遣されるクルーのとりまとめに必要な役員1名(団長)を選任・派遣し、可能な限り、派遣クルーへの協力と支援を行う。
以上