公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

規格艇による全日本級大会における長尺レールへの交換を許可します

2011年01月20日
日本ボート協会

昨今の選手の体格の大型化に鑑み下記の通り規格艇の運用を変更しました。

変更内容

規格艇による全日本級大会(国民体育大会ボート競技会、全日本高等学校選手権等)において 以下の条件を遵守することを前提に長尺レールへの交換を認める。

  1. 当該クルーは使用する長尺レールを自己責任にて調達すること。(主催者にて準備はしない)
  2. 原則として同等材質の(またはより強度の高い)ものを規格艇サプライヤーより調達すること。
  3. 標準レールより軽量のものは使用を認めない。
  4. レールの交換は定められたリギング時間内で行うこと。 またレース終了後規定の時間内に原状復帰すること。
  5. 交換により艇の破損が無いよう注意すること。
    万一レール交換が原因で艇が破損した場合は当該クルーの責任とする。
  6. 長尺化したためのレールの屈曲等のトラブルはクルーの自己責任とする。
  7. 交換を希望するクルーは所定の変更願いにその旨を記載し交換前に計測委員またはその任務を 代行する配艇委員に当該部品を提示し承認を得ることとする。(承認は当該大会に限り有効)
  8. 本規則は第22回高等学校選抜大会(平成23年3月25~27日)より適用する。
(注) 長尺レールとは800mmを超える有効長を持つレールのことを言う
 有効長の上限に制限は設けないが、
 いかなる場合も有効長800mmを下回るレールに交換することはできない。

日本ボート協会としては現在のレール長(有効長800mm)は現在の選手の体格に十分な余裕がある 長さであると考えており、規格艇の規格そのものを変更する考えはありません。

長尺レールはあくまで特殊な例と考え、みだりにレール交換を行うことは慎んでいただくようお願いします。