公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

戸田ボートコース航行ルール改訂について

2009年03月19日
安全・環境委員会/戸田コース水域安全委員会

近年、混雑が激しい戸田ボートコースにおける練習の安全と円滑化を図るため、以下の通り航行ルールの改定を行います (2009年4月1日実施としますが、それ以前に新ルールに対応しても問題ありません)

本ルールは、従来ルールと根本的に変わった部分はありませんが、 「レーン使用区分」と「コース両端での転回時のルール」を明確化することにより、 トップレベルからエントリーレベルまで様々なクルーが同一水面を利用しているという現状の中で、 上級レベルのクルーにとって有効な練習が行えること、 また初級レベルのクルーにとっても安心して練習が行えることを目的として策定されました。

コースを利用する各クルーは、本ルールを遵守するほか、たとえルール上優先であっても徒に権利を主張することなく、 譲り合って練習を行うようお願い致します。

戸田コース航行ルールの概要
  1. 3、4レーンの間をセンターラインとし、右側航行を厳守する。
  2. カヌーを含むすべての艇は「後方注意」を大原則とし、後方(艇尾方向)から接近する艇に対して衝突回避のために警告を発する義務を負う。
  3. 原則として転回はコースの両端に設定された「転回エリア」内で行うものとし、エリア内ではすべての艇は他艇に注意を払い徐行するものとする。
  4. 「転回エリア」の混雑緩和のため、転回を終えて停止する艇は「停止・休憩エリア」に進んでから停止する。
  5. レーン使用区分を以下の通りとする(艇種は問わない)
    1. 3、4レーンは高速レーンとし原則として途中での停止はできない。また、後方から追いつかれた場合は岸側に避けてコースを譲る。
    2. 2,5レーンは準高速レーンとし、後続艇がない場合に限りスタート練習などの一時的な停止ができる。また、後方から追いつかれた場合は岸側に避けてコースを譲る。
    3. 1,6レーンは低速レーンとし、遅い艇や分漕中の艇が使用する。このレーンでは後続艇が2,5レーンを利用して先行艇を追い越すこととする。
    4. 回漕レーンでは指導や休息のために長時間の停止をすることができる。
  6. 先行する艇が安全に回避できない可能性があるため、コースが充分に空いている時を除き「並べ」による練習は行わないものとする。
  7. 早朝や夕刻以降の練習では前方に向けて明るいライトを点灯すること。
  8. レース開催時に、レース水域上流で練習を行う時は、上記1の通り右側通行を原則とする。

(詳細はPDFファイルを参照ください)