公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

第1四半期「アクシデント・レポート」の概況

2009年07月31日
安全・環境委員会

ご承知のとおり日本ボート協会ではボート競技における安全向上、事故防止等の観点から、 各都道府県協会へ「アクシデントレポート」「インシデント(事故直前回避)レポート」の提出をお願いしていますが、 今年度の第1四半期(4~6月)の状況が纏まりましたので、ご報告いたします。

概況

もとより、発生したすべての事故が報告されているわけではないので、 単純な量的比較は必ずしも意味があるものではありませんが、質的に特徴的なものについては留意が必要です。

過去と比べて、この四半期の特徴として、以下の点があげられます。

  1. 7件のうち2件が中学生による事故であり、いずれも人的損傷を伴っていること。
  2. 7件のうち4件が大会中に発生していること。

(参考)アクシデント・レポート提出状況

2007年度 2008年度 2009年度
4件 (13件) 5件 (15件) 7件
  • *1) ( )内数値は年間のレポート件数。
  • *2) 中学生の事故事例(年間)は、07年度―ゼロ、08年度―2件
セーフティー・アドバイザーへのお願い!

ボート人口増大へ積極的に取り組んできていることもあり、 中学生や高齢者が参加するボート大会が年々盛況になってきており、当然のことながら、 そのための練習等の活動も増えてきていると想定されます。 そのような環境を踏まえた安全確保対策や事故予防対策を推進する意味からも、 タイムリーなレポートの提出を重ねてお願いいたします。