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ボート競技指導者の養成について
2008年03月12日
普及委員会
普及委員会
ボート競技者の身心の安全確保と競技力の向上を図るには、ローイングに関する専門的な知識と技能を有し、 安全ルールと救急救命時の適切な対処法を修得した指導者の存在が不可欠であり、指導者の養成なしには、 その目的を達成することはできない。
また、従来から競技志向の強いボート競技にあって、熟年世代を中心にローイングそのものを生涯スポーツとして楽しむ動きや、 市町村民レガッタやボート教室など、地域コミュニケーションの活性化や青少年の教育を目的とする新たなボートボート競技への 取り組みも始まっている。
日本ボート協会は、競技スポーツを取り巻く環境や多様化する我が国ボート競技界の指導者養成ニーズに応えるべく、 平成18年度に「日本ボート協会認定ボートインストラクター」の養成に着手した。ここに現在のボート競技指導者の種別を以下に掲げるので、 指導者養成事業に対する関係各位のご理解とご協力を賜りたい。
ボート指導者の種別
名称 | 公認ボートコーチ | 公認ボート指導員 | 認定ボートインストラクター |
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養成担当 |
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役割 | 国体、インターハイ等の全国大会に出場レベルクルーの指導。能力と資質に適った指導で有望競技者を育成 | 学校・地域クラブの指導者として、初心者から中級レベルの競技者を対象に、 ボートの基本指導と安全教育をつうじ、各人の能力を引き出し育成する。 | 市町村民レガッタやボート教室等で、基礎的技術と安全指導にあたる。 |
受講資格 | 競技歴3年以上、且つ日本または都道府県ボート協会が主催する大会出場歴を有する者。 若しくは公認ボート指導員資格を有し、指導歴3年以上を有する20歳以上の男女。競技者育成のために、 より高度な知識・技能の習得に意欲ある者で、都道府県ボート協会が推薦する者。 | 競技歴または指導歴2年以上を有する者、 若しくは認定ボートインストラクターの資格更新歴を有する18歳以上の男女で、 ボート競技及びボート競技指導者としての基礎を学ぶ、または学び直す意欲のある者。 | 地域ボートクラブやボート教室等でのボート競技体験、または指導経験を1年以上有する18歳以上の男女。 若しくは日本ボート協会公認審判員資格を有する者で、市町村民レガツタなど地域ボート活動に於いて、 基礎的技術と安全指導に積極的に関わる意欲のある者。 |
講習内容 |
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養成数 | 30名/年 | 60名/年 | 100名/年 |
受講料 |
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10,000円 |
有効期間 | 4年間 | 4年間 | 4年間 |
更新 | 資格更新を希望する者は、資格有効期限内に最低1回は下記のいずれかを履行していなければならない。 (1)日体協および都道府県体協が、更新に必要な義務研修と定め開催する講習会の受講。(2)日本ボート協会が開催、 および認める義務研修の受講、若しくは講師や発表者としての参画。(3)日体協公認・競技別指導者資格および、 日本ボート協会認定指導者資格の養成講習会講師または補助講師として参画。 | 資格更新を希望する者は資格有効期限内に、日本ボート協会が認定、若しくは指定した研修を、 最低1回は受講しなければならない。 |