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最重点強化選手・ヨーロッパ合宿日記
5月28日(月)~6月3日(日)
6月3日(日)
- 昨日の準決勝は順調に通過し(と言っても国際大会の準決勝はいつも接戦です)、いよいよ決勝です。
- まずはシングルスカルの須田貴浩選手から。
- スタートは良く、500mと1000mはトップのギリシャ選手から1秒以内の差で2位をキープ。
- しかし課題の第3クオーターで少しスピードを落としてしまい、
- ラストもスピードが上がりきらずオランダにつかまって4位でした。
- ダブルスカルの武田大作選手と浦和重選手は雨の中のレース。
- スタートでやや出遅れるもコンスタントは遜色の無いスピードで上位クルーを追走。
- ラスト500m通過はデンマーク、イギリス、ハンガリーに次いで4位。
- 「ハンガリーを差せば3位に入れる!」と頑張って応援し、
- ゴールでは差しきったように見えたので「3位か!」と思ったのですが、
- 一度競り落としたはずのカナダが最後差し返してきていたようでなんと4位でした。
- 今回の遠征はこれにて終了です。
- 一度日本へ戻って、選手はそれぞれ所属団体から全日本選手権に出ます。
- そして6月18日にはヨーロッパへ旅立ちます。
- 後半遠征はルツェルン(スイス ワールドカップ第3戦)と
- ミュンヘン(ドイツ 世界選手権)が待っています。
- 前半遠征で向上した体力の上に更にスピードを上乗せして勝負してきたいと思います。
6月1日(金)
- 予選です。
- 詳細な結果はFISAのWebsiteで見ていただくとして、
- 須田1x、武田&浦2xともに1位で予選を通過しました。
- 今回、24クルー以上が参加する種目には「準々決勝」のシステムが導入されました。
- この場合、予選、準々決勝、準決勝、決勝と進んでいくのですが、敗者復活戦はありません。
- 決勝以外のそれぞれのレースで3クルー以上を通過させることで、
- メダルを取るクルーは組による不利が無いようにすると言うのがこのシステムの主旨です。
- と言うわけで2xは夕方準々決勝がありましたが、こちらも無事1位で通過しました。
5月31日(木)
- チームマネージャーミーティングがありました。
- ワールドカップを始めて10年ほどになるそうですが、
- 今回の大会は380クルー、1000名近くが参加し、過去最大規模になったそうです。
- FISA的には盛り上がりはもちろん歓迎なのですが、おかげでレース時間に余裕が無くなり、
- レース前後の練習時間もまともに取れないという状況を問題視しています。
- 明日初日は朝8時から夜8時まで、6分間隔でレースが続きます。
- 参加クルー数を減らすために一カ国一種目あたりのクルー数に制限を設けるようなことを
- 検討すべきではないかとの意見が出ました(今回は一種目に4クルーを出している国がありました)。
5月30日(水)
- 雨の中リギング。手がかじかむほど寒いです。
5月28日(月)
- 午前午後ともに荒天のため陸トレとなりました。
- 午後練のウエイトトレーニングを持ってスキニアスでの練習は終了。
- 明日はオーストリア・リンツに移動します。