公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

2007年の選手強化活動について

2006年11月10日
強化委員会
始めに

2007年は、発表した「2007年強化方針」の通り、翌年に迫った北京オリンピック大会の出場権獲得を活動の柱に、 シニア、U-23及びジュニアの全カテゴリーに於いて、更なる国際競技力向上を目指して選手強化活動を推進します。

強化スケジュール

選手強化活動は'06年12月~'07年3月の前期、4月~9月の後期に分けて進めます。 前期の主な活動は戸田ボートコースでの強化合宿、後期の主な活動は国内・海外での強化合宿、 選考レースによる代表選手の選考、国際大会への参加です。 以下に活動スケジュールの概略を図示します。

前期 06年12月 自己でエルゴ漕 ⇒ 協会へ記録を提出
06年12月 記録審査⇒ 1月合宿参加者を決定⇒ 通知
1月~3月 強化合宿 ⇒ 代表候補選手を選考
後期 4月~6月 国内・海外合宿
6月 評価選考レース ⇒ 代表選手を選出
7月~8月 大会前合宿 ⇒ 国際大会へ参加

現時点で決定している強化スケジュールは、「別紙1」のとおりです。 合宿要項、参加申込書は、それぞれの合宿に先立って発行します。

申込みカテゴリー

強化活動を円滑、効率よく行うため、下表のカテゴリーを設定します。 エルゴ漕、合宿に参加の際は、自分のカテゴリーを選択して申し込むものとします。

選手カテゴリー

シニア 男子軽量級A1スカル
男子軽量級スイープ
男子オープン
女子軽量級スカル
女子オープンスカル

選手カテゴリー

U-23 男子軽量級スカル/スイープ
男子オープンスカル/スイープ
女子軽量級スカル
女子オープンスカル

協会から選手に対して、合宿での成績、コーチの見解等により、 申し込んだカテゴリーの変更を指示する場合があります。

選手選考プロセス

2007年の代表選手選考プロセスは、'06年12月の自己エルゴ漕の記録を審査して、 1月合宿の参加者を選ぶことでスタートします。 1月合宿の成績により2月合宿の参加者を選考し、2月合宿の成績により3月合宿の参加者を選考します。
06年~'07年3月に行うエルゴ漕と強化合宿に関して、特に重要なことは下記の三つです。

エルゴ漕 成績提出なし ⇒ 1月合宿に参加できない
合宿の途中参加 2月または3月合宿から合宿参加はできない
「中途終了」の通告 合宿で「中途終了」を通告されると、以降の合宿には参加できない

但し、ドーハアジア大会の日本代表選手13名は、エルゴ漕成績による書類選考対象ではありませんがデータは必ず提出願います。
07年4月以降を含めた選考プロセスは「別紙2」のフローチャートを参照願います。

選考人数

選手強化活動スケジュールで説明のとおり、2007年3月に「代表候補選手」、6月に「代表選手」を選考します。 '06年11月現在、'06年3月、6月の選考人数の目安は下表のとおりです。

07年3月

シニア 男子軽量級A1スカル※ 3名
男子軽量級スイープ 10名
男子オープン
女子軽量級スカル 3名
女子オープンスカル
U-23 男子スカル 4名
男子スイープ 10名
女子スカル 4名
合計 34名
※2名は選考ずみ、1名を2月に選考する

07年6月

シニア 男子軽量級A1スカル 3名
男子軽量級スイープ 0~6名
男子オープン
女子軽量級スカル 2名
女子オープンスカル
U-23 男子スカル 0~2名
男子スイープ 0~4名
女子スカル 0~2名
合計 ~19名

07年3月の時点で日本代表候補選手はJOC強化指定選手として協会より推薦致します。

年間スケジュール

1月~9月までのスケジュールは「別紙3」のとおりです。 4月以降の合宿スケジュールは暫定です。選手所属団体、選手の活動日程にも配慮し検討をします。

国際大会への派遣

2007年に日本代表クルーを派遣する国際大会は下表のとおりです。 6月開催評価選考レースにより、各大会への参加種目、派遣選手を最終的に決定致します。 (男子軽量級スカルを除く)
男子・女子オープン種目については、エルゴ数値、条件設定の下評価レースを行い、 各選手のパフォーマンスを評価、国際レベル挑戦の可能性も見極めた上で、国際大会への参加、 不参加を判断します。

大会名 開催日 開催国・場所 派遣
ワールドカップ第1戦 6/1~6/3 オーストリア・リンツ シニア
ワールドカップ第3戦 7/13~7/15 スイス・ルツェルン シニア
世界選手権 8/27~9/2 ドイツ・ミュンヘン シニア
U-23世界選手権 7/26~7/29 イギリス・ストラスクライド U-23
アジア選手権 10月中旬 韓国 U-23、シニア
ナショナルチーム組織

2007年の組織は前年と大きな変更点はありません。 チームリーダー以下、コーチ、メディカル・コンディショニング、 艇・機材、チームマネジメント、総務・会計の6グループが事務局と連携してナショナルチームの国内・海外での選手強化活動を全面的にサポートします。 詳しくは 「別紙4」の組織図を参照願います。

問合せ・質問など

2007年の選手強化活動についての問合せ・質問などは、協会事務局まで。

TEL:
03-3481-2326
FAX:
03-3481-2327
関連文書