コースタルローイングCOASTAL ROWING
2023年 コースタルローイング
- 2023年度コースタル関連大会及びイベント日程について更新(2023年10月時点) - コースタルローイング委員会 (2023/10/26)
- 2023 World Rowing Coastal Championships(WRCC:世界コースタル選手権)への参加クルーについて - コースタルローイング委員会 (2023/09/22)
- 2023年度コースタル関連大会及びイベント日程について更新(9月中旬時点) - コースタルローイング委員会 (2023/09/15)
- 2023 WRBSF日本代表クルー決定について - コースタルローイング委員会 (2023/08/03)
- 2023年におけるコースタル競技の国際大会参加クルーの決定方法について(更新) - コースタルローイング委員会 (2023/06/29)
- 2023年度コースタルローイング 大会・イベント日程更新、ビーチスプリント競技用ブイ貸出、艇レンタルin葉山 - コースタルローイング委員会 (2023/06/27)
- 2023年度コースタル関連大会及びイベント日程について更新(4月中旬時点) - コースタルローイング委員会 (2023/04/19)
- コースタルローイング安全マニュアルについて - コースタルローイング委員会 (2023/03/30)
- コースタルローイング安全マニュアルについて - コースタルローイング委員会 (2023/03/30)
- 2023年におけるコースタル競技の国際大会参加クルーの決定方法について - コースタルローイング委員会 (2023/03/29)
- 2023年度 大会及びイベント日程について更新 - コースタルローイング委員会 (2023/01/10)
2023.10.26
コースタルローイング委員会
2023年度(2023年10月時点)のコースタル及びビーチスプリントの国内外における大会並びにイベントに関する日程等を添付資料の通りお知らせいたします。
コースタルローイングは2000年代に誕生した、オープンウォーターで漕ぐ新しいローイングスポーツです。
レース競技としては、2006年以降世界選手権がカンヌ(仏)、サン・レモ(伊)、モナコといったヨーロッパ有名観光地、そして2019年には香港と深圳(中国)で開催されるなど世界中で人気が高まっています。アウトドアレジャー向けのポータブルタイプは、持ち運びが容易で気軽に楽しめるため、新感覚のアクティビティとして幅広い世代に親しまれています。
主な特徴として、オリンピック競技のフラットウォーターと異なり、海岸やラフな湖や川などのオープンウォーターで行うローイングスポーツということが挙げられます。コース立地の多様性と設営のしやすさから、ヨーロッパを中心にモルディブやアフリカ、アメリカ南北の海岸など新たなローイング拠点が生まれ、競技人口も急激に増えています。また、艇の構造はコースタル特有。波が高いラフなコンディションでも安定的に漕げるように、幅の広い船体で、船尾には流入した水を即時放出できる機能を持っています。
2028年開催予定のロサンゼルスオリンピックで正式採用になることが期待されています。
レース形式は、コースタルローイングとビーチスプリントローイングの2つがあります。どちらも基本的に海面で実施されるので、自然環境によって大きく試合展開を左右されます。
コースタルローイングでは、全長4~6キロメートルのレースで、海上に設置されたブイとターニングマークを回りながらフィニッシュラインまでの着順を競うもの。クルーの持久力、スキル、ナビゲーションそして長距離レースで変化するウォーター条件への適応性が求められます。
一方、ビーチスプリントローイングは、砂浜のスプリントと海上のローイングを組み合わせた直接対決のレーススタイル。砂浜からランニングして乗艇した後、沖250メートルに設置されたブイをスラロームしながら、ターニングマークを180度転回。ビーチに戻りフィニッシュラインまで全力疾走し、砂浜に直立した1本の旗を先に拾い上げた(またはボタンもしくは類似の器具を押した)クルーが勝者となる。この形式では短時間の枠内で複数回出漕するようなレース構成がされています。クルーの瞬発力、沿岸のナビゲーションスキル、そして疲労下でのパフォーマンスが必要となります。
出典:「World Rowing https://worldrowing.com/wp-content/uploads/2020/12/1615_Coastal_Rowing_14a_English.pdf」