第37回全国インドアローイング山形県B大会


2025(令和7)年1月25日(土)に山形県酒田市の県立酒田西高柔道場で「第37回インドアローイング山形県B大会」を行いました。毎年、天候が心配されますが、今年は穏やかな天気に恵まれました。今回も県外からの皆様、またYAMAGATAドリームキッズ(山形県スポーツタレント発掘事業によるジュニア選手)や山形大ボート部など、小学生から40代まで幅広い年代の方々にご参加いただき、大変に盛り上がった大会となりました。(主管:山形県ローイング協会)。

第37回全国インドアローイング山形県B大会
開始式にて 山形県ローイング協会・牧秀樹会長の挨拶

小学生部門では、皆さんに見守られながら温かい声援の中、1000mを漕ぎ終え達成感を味わっていました。特に熱いレースが行われたのは男女とも40代でした。男性の部では、最後の最後までデッドヒートを繰り広げROWOUTしたレースで皆さん応援にも熱が入っていました。女性の部には夫婦で参加していただきました。初の大会参加でしたが、40代全国トップの記録を超すペースで漕ぎ熱い声援を送る夫の姿が印象的でした。見事トップの記録をうち出し、会場の皆さんで喜んだレースとなりました。高校生部門では、自己ベスト更新を目指しながらも選手同士が意識しあいながら漕いでいる様子がうかがえました。レース後にお互いに称えあう姿も見られ、温かい雰囲気の中、大会を終えることができました。

第37回全国インドアローイング山形県B大会
小学生の部の様子  慣れないエルゴを一生懸命漕いでいる
第37回全国インドアローイング山形県B大会
初の大会出場で全国トップの記録を打ち出した(写真右側:40代女性)

また、今回はオープン種目として、500m、1000m、2000mリレーも希望者を募り実施しました。特に、2000mリレーでは、高校対抗だけでなく、チームおじさんなど幅広いチームで行いお互いに協力しあいながらリレーをつなぎ、会場全体が盛り上がったひと時となりました。

第37回全国インドアローイング山形県B大会
高校生最終組 県外生徒とのレースの様子。自己ベストに向け必死に漕いでいる
第37回全国インドアローイング山形県B大会
一般の部での力漕の様子  最後の最後までデッドヒートを繰り広げている40代男性

今年も幅広い年代の選手から参加していただき大きくない会場でしたが、会場全体に声援が飛び交い活気ある大会になりました。大会の終了後には、結果発表と表彰式を行い、わずかな時間ではありましたが、参加者同士が情報交換をするなど、交流を深めることができたと思います。この大会では、レースだけでなく、このような交流があるからこそ充実した大会につなげられていると思います。来年度も多くの方から参加していただけるように準備や内容を企画し、さらに盛り上がる大会にしていきたいと思います。

最後に、参加していただいた皆様、協力いただいた運営スタッフの方々に感謝し、御礼を申し上げます。
【山形県ローイング協会 山村 祥子】

大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024B_yamagata_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024B_yamagata_F.html