2024(令和6)年10月5日(日)に北海道の茨戸漕艇場の北海道大学・小樽商科大学艇庫で 「第37回全国インドアローイング北海道ブロックA大会」を開催しました (主管:北海道ローイング協会)。
設定の様子
今回の参加者は、2000mに53人(大学生、社会人)、2000mパラ部門に2人(28~29歳 PR3、PR3-Ⅱ)、 1000mに4人(11~12歳)、500mに6人(3歳~9歳)、500mパラ部門に1人(9歳 第1種2級 肢体不自由 PR2)の計67人、 3歳~77歳(女性の最高齢76歳)までの幅広い方々がご参加されました。
パラノルディックスキー選手のおふたり(PR3、PR3-Ⅱ)の基礎体力の凄さ、 そして久々にご参加された最高齢の女性と毎年ご参加の最高齢の男性も見事に2000mを完漕されました。
ローイングスクールで練習を重ねた中学生、小学校高学年も疲れ知らずのパワフルな漕ぎを披露。 中でも500mにご参加の9歳男の子(第1種2級 肢体不自由 PR2)の車椅子での力漕は素晴らしく、 今年から1000m、500mにパラ部門が設けられるきっかけとなりました。 3歳男の子も500mを漕ぎ切り、頑張る姿に思わず、笑みが漏れます。
最速は大学生男子の6分42秒5、女子は同じく大学生の7分34秒2という結果となりました。 同レースの社会人も触発され、力漕を見せました。
大会での力漕を忘れる事なく、競技者は冬期間の体力の維持、増強に努め、気力ともに充実した来シーズンを迎えてほしいと願います。 また今大会より1000m、500mにパラ部門が新設され、選手はもちろんサポートのみなさんの応援にもより一層力が入る出来事となりました。
昨年と同様、児童から高齢者、健常者と障がい者が隔てなく、ローイングを体感し、
生涯スポーツとして向き合うことのできる大会であったと実感しています。
パラ部門新設にご尽力いただきましたJARA、パラローイング委員、関係者の皆様に御礼申し上げます。
今後、ローイングスクールやパラローイング事業にご注目いただければ幸いです。
【北海道ローイング協会 普及部 齋藤和人】
大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024A_hokkai_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024A_hokkai_F.html