第37回全国インドアローイング福岡県B大会 兼 第20回福岡県インドアローイング大会


2024(令和6)年12月21日(土)に福岡県遠賀町の遠賀コミュニティセンターで「第37回全国インドアローイング福岡県B大会 兼 第20回福岡県インドアローイング大会」を開催しました。9歳から59歳まで、県内を中心に51人の参加があり、皆、日頃の練習の成果を発揮していました(主管:福岡県ボート協会)。

第37回全国インドアローイング福岡県B大会 兼 第20回福岡県インドアローイング大会

会場の多目的ホールには、コンセプト2Row Ergを6台設置し、EROWシステムにより会場前面にプロジェクタでレースを投影しました。また、ホール内にアップスペースを設け、遠賀町、東筑高校所有のRow Ergを8台設置しました。大会進行を確認しながらウォームアップ、クールダウンができるようになっています。

参加者はほぼ県内在住者ではありましたが、高校及び大学のチームをはじめ、マスターズや地元遠賀レガッタを目標に活動する選手、福岡県タレント発掘事業受講生、高校生の保護者など多彩な顔ぶれとなりました。県外からは遠く小松ローイングクラブ(石川県)の桶谷草太選手さんが参加してくれました。500mの部では飛び入り参加もあり、会場全体でインドアローイングを楽しむ様子が見られました。

レースは個人戦、団体戦(リレー)の順に行われ、個人戦では東筑高の選手が健闘し、男女とも大学生、社会人を抑えて上位を占めました。また福岡県タレント発掘事業受講生もその高いポテンシャルの片鱗を見せ、女子では中学生ながら社会人、大学生を上回る記録を出す生徒がいました。

団体戦では女子の部で産業医科大が優勝しました。個人戦で高校生の後塵を拝しましたが、リレーでは1漕目からアンカーまでトップを譲らず大学生としての面目躍如でした。男子の部は個人戦からわずかなインターバルでありながら、個人戦上位選手を揃えた東筑高Aが優勝しました。2位には産業医科大が入り、大学生チームの意地を見せました。

また、会場では東筑高ボート部保護者会による豚汁の振る舞いがあり、大会の盛り上がりに一役買っていました。

例年福岡大会は会場の手配やRow Ergの貸し出し、運搬、会場設営や運営など、遠賀町教育委員会の全面的な協力の下に開催されています。今年も多大なご協力をいただき、無事大会を実施できました。また、参加者、関係者から各部門入賞及び各レーストップ選手への商品提供をいただきました。ここに感謝申し上げます。
【福岡県ボート協会 藤原 豪】

大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024B_fukuoka_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024B_fukuoka_F.html