第37回全国インドアローイング秋田県B大会 兼 第17回秋田インドアローイング選手権大会


2024(令和6)年11月2日(土)に、秋田県由利本荘市の由利本荘市ボートプラザ アクアパルで 「第36回全国インドアローイング秋田県B大会」を開催しました(主管:秋田県ローイング協会、協力:(一財)由利本荘市スポーツ協会)。

第37回全国インドアローイング秋田県B大会 兼 第17回秋田インドアローイング選手権大会

併催の秋田インドアローイング選手権大会は今年で17回目を迎えました。今年もE-ROWを使用し、選手と観衆が共に熱くなれる、一体感ある大会となりました。 レースには10歳~59歳までの57人がエントリー。中学校や高校のボート部員のほか、その弟や妹、保護者、市民レガッタ常連クルー、 岩手県、石川県から参戦の方など、多方面から出漕いただきました。

第37回全国インドアローイング秋田県B大会 兼 第17回秋田インドアローイング選手権大会

年齢問わずどの選手も、レース前には緊張や怖さを口にしていましたが、 スタート時には“腹をくくった”とても良い表情をしており、最後の一本まで諦めずに全力を尽くしていました。

第37回全国インドアローイング秋田県B大会 兼 第17回秋田インドアローイング選手権大会

記録員の高校生は、取り違えのミスが起きないよう、自主的にメモをするなど、不慣れながらも一生懸命仕事をしてくれました。

第37回全国インドアローイング秋田県B大会 兼 第17回秋田インドアローイング選手権大会

また出漕選手も観客も、子供も大人も、会場にいた多くの人が、自分のチームメイトでない人や知らない人にも「ガンバ!」「あと少し!」と声援を送り、毎レース最終漕者がゴールすると大きな拍手が送られました。

第37回全国インドアローイング秋田県B大会 兼 第17回秋田インドアローイング選手権大会

エルゴ大会のような、年齢も所属も目標も異なる人が集まり一緒に頑張る、という経験を通して「ボート競技のマナーとは具体的にはどんなことか」を考え、「勝つこと以外の喜び」を知り、今後一人でも多くの秋田rowerがそれらを実践していくことを願います。

雪国秋田では11月から3月までのおよそ5カ月間は水上に出ることができません。参加者の皆さんには今大会の結果をモチベーション維持の材料の一つとし、長い冬トレを乗り越えてほしいと思います。
【秋田県ローイング協会 佐々木 藍】

大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024B_akita_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2024B_akita_F.html