2023(令和5)年12月23日(土)に長崎県諫早市の高来西ゆめ会館「ありあけホール」で「第36回全国インドアローイング長崎県B大会」を開催しました。
今夏のインターハイは「ありがとうを強さに変えて北部九州総体 2024」と題し、諫早市の本明川水上競技場でローイング競技※が開催されます。 その最寄り施設が「ありあけホール」であり、インターハイの会議・組合せ抽選会場等として使用されます。
同施設でインドアローイング大会を開催するのは今回が初めてです(主管:長崎県ボート協会)。
今回は高校生に加えて県内の小学生や県外からの参加もあり、 男子4レース、女子3レース、小学生の部2レース、一般の部1レース、団体戦1レースの計11レースを行いました。 どのカテゴリーも白熱したレースとなり、大変盛り上がりました。
特に16~18才の部は今夏のインターハイの主役である県内高校の1、2年生が中心に臨みました。
今回もエルゴ8台を並べ、各レース状況をスクリーン投影しました。 レースを可視化したことで、選手たちは自主的に考えて、レース状況に応じて対戦相手と駆け引きしたり、レースプランを工夫を試みるなど、 モチベーションを向上する様子が見えました。またレース模様がわかると観覧者にも好評で大会をとても楽しんでいただいたように思います。
昨年に引き続いて今年も、日本ローイング協会(JARA)がホームページに公開している「エルゴ体重別%IDT確認ツール※」を用いてパフォーマンス状況を算出し、
その体重別のIDTによる順位付けを行いました。
※ %IDT:Ideal. Timeに対する割合
※エルゴ体重別%IDT確認ツール
各選手とも、自身のパフォーマンス状況を把握できたことで、今後の競技への姿勢を考えるきっかけになったと思います。これからの活躍が期待されます。
【長崎県ボート協会 佐藤 瑞季】
大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2023B_nagasaki_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2023B_nagasaki_F.html
※第72回全日本高等学校選手権競漕大会。