北京オリンピック代表の浜田美咲さん、聖火リレーに参加

2021（令和3）年7月6日（火）、2008北京オリンピックの女子軽量級ダブルスカルに出場した浜田美咲さんが、東京2020オリンピックの聖火ランナーを務めました（日本ボート協会）。

2021（令和3）年7月6日（火）、埼玉県戸田市にて聖火ランナーを務めました。

元々私は別の区のランナーとして選出されておりましたが、戸田市を走行予定だった石黒昇さん（1964年東京五輪の20km競歩代表）が、 1年間の延期の間に大変残念ながらご逝去されたため、戸田市の走行を希望していた私が代わりに走ることになりました。

石黒さんのみならず、この１年間の延期で悔しい思い、残念な思いをされた方はきっとたくさんいたと思います。特に選手にとっては、4年に1回、しかも東京五輪という特別な大会に照準を合わせて努力をしてきたはずが、1年延びるということは、肉体的にも精神的にも非常に辛いものだったと思います。

またコロナ禍で、皆さんたくさんの我慢や努力をしてきていると思います。

そのような世の中で、見事オリンピックの出場権を獲得し、全力で戦っている選手たちの姿は、きっと見ている人たちに希望を与えてくれるはずです。諦めずに頑張っていれば、きっといつか報われる時が来ると、力をもらえると思います。

そんな希望の光が多くの人に伝わればいいなという思いで走りました。

聖火リレーもオリンピック自体にも開催に賛否両論ある中で、ずっと不安を抱きながら聖火リレーに臨みましたが、想像以上にたくさんの人たちが見に来てくださり、笑顔で手を振ってくださったので、とても楽しく走ることができました。

オリンピックは無観客になってしまい大変残念ですが、その分、たくさんの人にテレビで応援してもらえたらなと思います。