2017(平成29)年10月26日(木)~ 29日(日)の4日間、戸田ボートコースで「第95回全日本選手権大会」が行われました。今年は66団体262クルー822人のエントリーがありました。初日と2日目は穏やかな秋晴れに恵まれましたが、3日目から台風22号の影響により天候が悪化、最終日は強くて冷たい雨が降りしきりました(主催:日本ボート協会)。
2018(平成30)から女子舵手つきクオドルプル種目の復活が決まり、今回のレースでは舵手なしペアと4連覇、女子エイト初優勝を飾った立命館大の活躍に注目が集まりました。
一方、シングルスカルでは女子がアイリスオーヤマ・大石綾美(早稲田大OG)、男子は新日鐵住金・中野紘志(一橋大OB)と、 共にリオ五輪代表が制しました。また舵手なしクオドルプルでは関西電力小浜が初優勝しました。 さらに男子舵手つきフォアは明治大が2007(平成19)年以来10年ぶりに制覇し、京都大が2位に入りました。 注目の男子エイトはNTT 東日本が危なげなく2連覇を果たし、再び秩父宮杯を手にしました。
今回は漕歴の浅い大学生の活躍しました。 男子シングルスカルでは漕歴3年でインカレ優勝の同志社大・櫻間達也(京都産業大学付属高卒)が、また女子シングルスカルでも漕歴2年の東北大・矢吹美緒(札幌南高卒)が共に3位に入り、さらに男子舵手つきペアでは3位に大阪大が本大会初入賞を果たしました。
レース結果は次ページ参照
https://www.jara.or.jp/race/2017/2017alljapan.html
レース動画は次youtube参照(提供:aomonoya)
https://youtu.be/nMkRvXoFlPY