2018(平成30)年1月27日(土)に富山市アイザックスポーツドームで「第30回全国マシンローイング富山県B大会」を開催しました。大会直前から大雪となり、交通機関に影響が出たため、残念ながらキャンセルされた選手もいらっしゃいましたが、大会当日は107選手の参加のもと、各年代で白熱したレースが繰り広げられました(主管:富山県ボート協会)。
小学生以下の部門は、15選手で行いました。ジュニアボート教室に通っている選手や、普段は陸上競技で活躍している選手など、今年も幅広い分野からの参加がありました。この中の多くの選手が、中学生になってもボートに親しんでくれることを期待します。
中学生年代では、男子で6分44秒、女子で7分55秒と、それぞれ素晴らしい記録が生まれました。男子のぎふジュニアボートクラブ・柘植充選手は、「どうしても6分45秒を切りたい」という目標があり、兄の富山国際大・実選手も参加する本大会にエントリーしたそうです。レースでは最後まで粘り強く漕ぎ切り、見事に目標を達成しました。中学生では過去最高のタイムではないでしょうか。今後に注目したいと思います。また、女子の楡原中・藤田蘭選手は2年生で、恵まれた体格を生かしたダイナミックな漕ぎが魅力です。今年の全中等での活躍が期待されます。
高校生年代でも、八尾高・中島湧心選手が、U19代表候補の実力を発揮し、6分33秒と本大会No.1の好タイムで漕ぎ切りました。冬場に蓄えたパワーを水上シーズンで活かし、日本代表を目指して頑張ってほしいと思います。
このほか、富山国際大をはじめとするトップアスリートや、生涯スポーツとしてボートに取り組んでいる方など全ての選手が、観衆の熱い声援を受けながら、それぞれの目標タイム更新を目指して力漕しました。
最後になりましたが、毎回多大なご支援をいただいておりますアサヒ飲料株式会社様をはじめ、大会の開催にご協力いただいた方々へ感謝申し上げ、大会の報告といたします。
【富山市ボート協会 鶴巻英明】
大会結果は次Web参照。
男子:http://www.jara.or.jp/mr/current/2017B_toyama_M.html
女子:http://www.jara.or.jp/mr/current/2017B_toyama_F.html