2018(平成30)年1月14日(日)に滋賀県大津市のウカルちゃんアリーナにて「第30回全国マシンローイング大会近畿ブロック大会」を開催いたしました。 今大会では過去最高の事前エントリー数が920人となりました。しかし、当日は、体調不良による棄権の影響もあり、824人の参加となりました。(主管:NPO法人 瀬田漕艇倶楽部)。
全国よりご参加いただきまして、誠にありがとうございました。大会の様子はYOUTUBEの「MR30 まとめ 30th Japan Indoor Rowing Championships」にまとめておりますので、ぜひご覧ください。 その他レースの様子の動画も大会HPに掲載しております。 また、当日は遠方より日本ボート協会・大久保尚武会長もお越しになり、エリートレースを観戦していただきました。
海外招待選手を呼び、今年で5年目です。今大会では、滋賀県の『ホストタウン滋賀交流推進実行委員会』の交流事業の一環で、 デンマークより9人の選手・コーチを招待いたしました。 また、ニュージーランドよりロンドン・リオ五輪の金メダリストのEric Murray選手も招待いたしました。
対する、国内からは、リオ五輪日本代表の大石綾美選手(アイリスオーヤマ)と中野紘志選手(新日鐵住金)が参加し、会場を盛り上げてくれました。また、北は仙台、南は宮崎など遠方からもたくさんの選手が参加をしてくださりました。
恒例となりましたマシンローイング近畿ブロックA大会でのエリートレースでは、 高校男女・一般男女マスターズ男子のエリートレースを実施いたしました。 エリートレースとは、海外招待選手を含む、それぞれ事前申告タイム上位16人による精鋭のレースです。 また、エリートレースは選手紹介動画・照明・サイドパネル・大会MCによる迫力ある演出を行いました。 レースでは、一般男子のレースで、MARK HARTSTEEN選手が06:08.1の好タイムでゴールし、 連覇をいたしました。また、大石綾美選手も07:12.2の記録で、19−29軽量級の日本記録を更新し、会場は大いに盛り上がりました。
大会会場の外では飲食ブースが並び、レース後に食事をする姿が見られました。また、2Fのロビーでは関西学生ボート連盟による大学交流ブースを実施しました。6つの大学が参加し、参加した高校生に大学ボート部の雰囲気や練習の様子を紹介しました。
他にも、株式会社ドリームフィット様のご協力で、バーチャルリアリティ(VR)エルゴ体験ブースを設置し、VRの最新技術も体感してもらうことができました。
大会当日のレース終了後に、Eric Murray選手のトークショーを実施しました。 自分自身のオリンピックや世界選手権のレース映像を振り返りながら、レースの解説をしていただきました。 また、強くなるために必要なこととは何かという話もしていただきました。
大会終了後の15日(月)には地元高校生と、20日(土)には地元中学生と、それぞれデンマーク選手との交流会を実施しました。 高校生との交流では、エルゴを漕ぐ上でのポイントを解説後、実際にエルゴを漕ぎ、招待選手にレクチャーをしていただきました。
また、中学生との交流では、エルゴとサーキットトレーニングに分かれ、それぞれのポイントを招待選手・コーチより指導していただきました。
また、大会の様子はFISAのHPにも紹介していただきました。その他、地元の新聞やTVにも取り上げていただきました。 今回の大会では、昨年のデンマークからの招待選手のMark選手が、デンマーク選手への声掛けをしてくれ、多くの選手・コーチの来日に繋がりました。 また、国内からも、海外招待選手やエリートレースの演出などを目当てに多くの方が集まってくださっております。
海外や日本のトップ選手によるレースや世界でも類を見ない大会の演出などを、選手・観客・スタッフとみんなで楽しめればと思っております。 次回は、2019(平成31)年1月20日(日)にウカルちゃんアリーナにて行います。 たくさんのみなさんの参加をお待ちしております。
最後になりましたが、アサヒ飲料株式会社様よりいただきましたドリンクは参加賞として全選手に配布致しました。
アサヒ飲料株式会社様をはじめ、本大会にご協力いただきました企業・団体の皆様に感謝申し上げます。
【全国マシンローイング近畿ブロックA大会 実行委員長 阪口雅弘(NPO法人 瀬田漕艇倶楽部)】
大会結果は次Web参照。
男子:
http://www.jara.or.jp/mr/current/2017A_kinki_M.html
女子:
http://www.jara.or.jp/mr/current/2017A_kinki_F.html
大会動画は次Web参照(提供:aomonoya)
https://youtu.be/QMR7v23ZbPE