2017(平成29)年8月3日(木)~6日(日)にアイエス総合ボートランド(宮城県長沼ボート場)で「はばたけ世界へ南東北総体2017」が開催されました。 台風5号の影響が心配されましたが、大会中は終始、夏らしくない涼しい気温となりました(主催:全国高等学校体育連盟、日本ボート協会、宮城県、宮城県教育委員会、登米市、登米市教育委員会)。
女子舵手つきクォドルプル優勝:加茂高(岐阜県)
風波のまったくない好条件で迎えた最終日、特に注目を集めたのはW4x+戦でした。 序盤からリードした南稜高がそのまま優勝と思われたラスト数十mで前半4位だった加茂高が猛スパートで逆転。 前年2位をリベンジして2014(平成26)年以来4回目の優勝を果たしました。
またM4x+戦は土手評1位の熊本学園大付属高が序盤で切り込み、関西高と競り合いになる波乱の幕開けとなりました。 しかし後半、着実な追い上げで岡谷南高が先行2艇を追い抜き大歓声の中を1着ゴール。 前年3位の雪辱を果たし1992(平成4)年M4+優勝以来25年ぶりの制覇を遂げました。
今年は男女6種目のうち、W1x浦和第一女子高、M2x備前緑陽高、W2x本荘高、M4x+岡谷南高が種目初優勝で幕を閉じました。 来夏の「2018彩いろどる感動東海総体」は7月30日(月)から愛知県東郷町の愛知池漕艇場で実施されます。
各種目の優勝校は次の通りです。
◆男子舵手つきクォドルプル:岡谷南高(長野県)
◆女子舵手つきクォドルプル:加茂高(岐阜県)
◆男子ダブルスカル:備前緑陽高(岡山県)
◆女子ダブルスカル:本荘高(秋田県)
◆男子シングルスカル:島田隼輔(滋賀県・瀬田工業高)
◆女子シングルスカル:米澤知華(埼玉県・浦和第一女子高)
大会模様の写真は高体連ボート専門部Web参照
http://hs-rowing.jp/archives/769
レース結果は以下Web参照
http://www.jara.or.jp/race/current/2017interhigh.html
レース動画は以下Web参照(提供:aomonoya)
https://youtu.be/KtPOBxOPaeY