2016(平成28)年12月18日(日)に埼玉県戸田市の戸田公園管理事務所で「第29回全国マシンローイング関東ブロックA大会 兼 第1回ダイナミックエルゴ大会」を 開催しました。今年は442人が参加しました(主管:関東漕艇学生連盟、東京都ボート協会、関東ボート連盟)
大会当日は冬の穏やかな日差しが差す晴天となりました。 選手たちは計量やレース前の待機時間などで体を冷やさないように寒さへの対策をしっかりと行っていました。 本番前のウォームアップの時間には緊張が張りつめ、「今シーズンの結果を占う大会となるので、 しっかりタイムを出していきたい」と意気込みを見せていました。
本大会は、各選手が立ち位置を自覚する機会で、シーズン中の各大会に向けてさまざまな方針を立てるために重要です。 同時に老若男女の選手たちが平等にボート競技へ触れる貴重な機会で、世代間交流、地域交流、コミュニケーションの場としても重要です。 この大会をきっかけとしてボート競技の奥深さを知る人が増えることを切に願っています。
あるレースで2000mを漕ぎ終えた後、立ち上がれずに関係者に支えられて会場をあとにする選手が見られました。 また別のレースでは、力のこもった応援により大幅にタイムを上げて自己ベストを更新した選手がいました。 ボート界のこうした熱気が今後も膨らんでいくことに期待するとともに、 このように活気に満ちた環境から将来のボート界を担う人材が誕生してくれればと思います。
2020TOKYOを4年後に控え、日本ボート界のより一層のレベルアップが内外から期待されるなかで、
今後、マシンローイング大会の質が向上していくことは必要不可欠です。
そのためには出漕する選手が自己の限界に挑戦し続けるとともに、
大会に携わるすべての関係者が大会の発展にできる限り寄与していくこともまた重要でしょう。
【関東漕艇学生連盟 高橋佑弥(東京大漕艇部)】
ま大会結果は次Web参照。
男子:http://www.jara.or.jp/mr/current/2016A_kantou_M.html
女子:http://www.jara.or.jp/mr/current/2016A_kantou_F.html
第1回ダイナミックエルゴ大会:https://docs.com/kana-ogata/7861/1-2000m2000m