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第43回全日本大学選手権大会 兼 第56回オックスフォード盾レガッタ
2016(平成28)年9月22日(祝)から25日(日)までの4日間、埼玉県戸田ボートコースで
「第43回全日本大学選手権大会(インカレ) 兼 第56回オックスフォード盾レガッタ」が開催されました(主催:日本ボート協会)。
こ8月下旬にオランダで「U19」「U23」「(非五輪種目)世界選手権」が同時開催される事が決まり、
「国内すべての選手がチャレンジしやすくしよう」という考えから、
今回のインカレは例年より1カ月遅れでの開催となりました。
夏休みが終了し秋学期が始まっている大学もありましたが、
例年並みの86団体387クルーの1421選手が参加。
最終日は天候に恵まれ、どの種目も熱い戦いが繰り広げられました。
男子総合は種目の半分を勝利した日本大が11連覇、女子総合は3/4を制した早稲田大の8連覇となりました。
そうした中での注目は古豪・中央大の活躍で、M4-とM4xで優勝を遂げました。
【ローイングリポーター 早川大河】
レース結果は次Web参照
http://www.jara.or.jp/race/2016/2016intercollege.html
総合順位・総合得点表は次Web参照
http://www.jara.or.jp/race/2016/2016intercollege_point.html
全レースの録画映像をご覧いただけます。
こちらをクリックしてください。(提供:aomonoya)
◆団体総合ランキング
『全日本大学選手権 団体総合ランキング』は2014(平成26)年度に算出方法を含めて確立したものです。
特長は各種目の配点が選手数に比例している点です(例:8+ 優勝= 450 点、2 ×優勝= 100 点)。
各報告書の参考データとしてご活用ください。
男子Rank |
男子団体名 |
男子得点 |
|
女子Rank |
女子団体名 |
女子得点 |
1位 |
日本大 |
1200点 |
|
1位 |
早稲田大 |
462点 |
2位 |
明治大 |
629点 |
|
2位 |
明治大 |
313点 |
3位 |
中央大 |
491点 |
|
3位 |
立命館大 |
170点 |
4位 |
仙台大 |
483点 |
|
4位 |
富山国際大 |
142点 |
5位 |
一橋大 |
433点 |
|
5位 |
中央大 |
140点 |
6位 |
慶應義塾大 |
396点 |
|
6位 |
日本体育大 |
130点 |
7位 |
早稲田大 |
350点 |
|
7位 |
仙台大 |
110点 |
8位 |
東京大 |
229点 |
|
8位 |
筑波大 |
104点 |
9位 |
立教大 |
217点 |
|
8位 |
立教大 |
104点 |
10位 |
東海大 |
215点 |
|
10位 |
法政大 |
90点 |
11位 |
京都大 |
209点 |
|
11位 |
龍谷大 |
55点 |
12位 |
富山国際大 |
202点 |
|
12位 |
大阪府立大 |
35点 |
13位 |
東北大 |
185点 |
|
13位 |
京都大 |
25点 |
14位 |
日本体育大 |
139点 |
|
14位 |
一橋大 |
24点 |
15位 |
法政大 |
124点 |
|
14位 |
大阪大 |
24点 |
16位 |
龍谷大 |
92点 |
|
16位 |
慶應義塾大 |
22点 |
17位 |
大阪市立大 |
90点 |
|
16位 |
熊本大 |
22点 |
18位 |
東京経済大 |
66点 |
|
18位 |
鹿屋体育大 |
21点 |
19位 |
茨城大 |
58点 |
|
19位 |
大阪市立大 |
20点 |
20位 |
同志社大 |
57点 |
|
19位 |
東北大 |
20点 |
21位 |
名古屋大 |
53点 |
|
21位 |
名古屋大 |
14点 |
22位 |
大阪大 |
48点 |
|
22位 |
名古屋工業大 |
8点 |
22位 |
岐阜経済大 |
48点 |
|
22位 |
鳥取大 |
8点 |
24位 |
大阪府立大 |
45点 |
|
24位 |
北海道大 |
6点 |
24位 |
広島大 |
45点 |
|
24位 |
岡山大 |
6点 |
26位 |
千葉大 |
30点 |
|
26位 |
神戸大 |
5点 |
27位 |
立命館大 |
24点 |
|
27位 |
同志社大 |
4点 |
28位 |
東京医科歯科大 |
18点 |
|
28位 |
九州大 |
3点 |
29位 |
山口大 |
12点 |
|
29位 |
東京経済大 |
2点 |
30位 |
岡山大 |
10点 |
|
30位 |
関西大 |
1点 |
30位 |
成蹊大 |
10点 |
|
|
|
|
32位 |
熊本大 |
9点 |
|
|
|
|
33位 |
金沢大 |
8点 |
|
|
|
|
34位 |
東京工業大 |
6点 |
|
|
|
|
35位 |
大阪工業大 |
5点 |
|
|
|
|
36位 |
学習院大 |
4点 |
|
|
|
|
36位 |
東京外国語大 |
4点 |
|
|
|
|
38位 |
名古屋工業大 |
2点 |
|
|
|
|
※配点(順位・選手一人あたりの点数)
1位50点,2位35点,3位25点,4位19点,5位15点,6位12点,7位10点,8位9点,9位8点,10位7点,11位6点,12位5点,13位4点,14位3点,15位2点,16位1点
女子シングルスカル優勝:明治大・高島美晴。「今までとはレースパターンを変えて後半で勝負するようにした。インカレ優勝は世界戦で勝つよりうれしい」
W1x入賞クルー:中央)優勝:明治大・高島美晴(鳥取県立米子東高卒)、右)2位:龍谷大・大西花歩(滋賀県立大津高卒)、左)3位:立教大・角谷真緒(石川県立小松明峰高卒)
女子舵手なしペア優勝:早稲田大。「絶対負けないという気持ちで他艇を見ていた。『絶対大丈夫』と声をかけてスパートを決めた」(田口)。「浦和一女(先輩、後輩)ペアだった。高校の後輩たちにも良い影響を与えら れたと思う」(土井)
アンチドーピング活動のシンボル旗 “PLAY TRUE”を掲げるW2-入賞クルー。表彰台中央)早稲田大(左・整調:田口えり花(埼玉県立浦和第一女子高卒)、右・バウ:土井鈴奈(同)、表彰台右)2位:立命館大(整調:藤井香菜(岐阜県加茂高校卒) 、バウ:奥井悠子(滋賀県八幡商業高校卒))、表彰台左)3位:日本体育大(整調:須山珠愛(秋田県立本荘高卒-本荘市立本荘南中卒) 、バウ:名取万璃(長野県立岡谷南高卒))。下段最右)リオ五輪代表・大元英照、下段下段左から)同・中野紘志、同・大石綾美
女子ダブルスカル優勝:早稲田大。「やってきた事を出し切るだけだった。1年の木下には「良くやった」と声をかけた」(木野田)
W2x優勝:早稲田大(左・整調:木野田沙帆子(青森県立青森高卒)、右・バウ:木下弥桜(和歌山県立和歌山北高卒))
女子舵手つきクオドルプル優勝:早稲田大。「スタートから頭を取るつもりでいた。立ち上げからの加速が良くできた。全日本選手権に向けて頑張っていきたい」(佐藤)
W4x+優勝:早稲田大(後列左から3番:石上璃奈(長野県立下諏訪向陽高卒)、整調:米川志保(愛知県立旭丘高卒)、2番:木下美奈(山梨県立富士河口湖高卒)。前列左からバウ:佐藤紫生乃(宮城県立塩釜高卒)、Cox:亀本咲季子(埼玉県立浦和第一女子高卒))
男子シングルスカル優勝:日本大・古米峻知。「レースプラン通りにできた。世界選手権を経て後半で勝負できるように努力した。世界との壁を埋めるためにユーティーリゼーションを高めていきたい」
M1x入賞クルー:中央)優勝:日本大・古米峻知(岡山県関西高卒-神戸ボートクラブ OB)、右)2位:広島大・野口皓平(鳥取県立米子東高卒)、左)3位:明治大・中村智哉(長野県立下諏訪向陽高卒)
男子舵手なしペア優勝:一橋大。「クルーを組んで2週間。ドライブイメージ、リズム、勝ちへの意欲をすり合わせてきた」(室本)
アンチドーピング活動のシンボル旗 “PLAY TRUE”を掲げるM2-入賞クルー。表彰台中央)優勝:一橋大(右・整調:室本亮大(神奈川県立大和高卒)、左・バウ:浪江一貴(神奈川県聖光学院高卒))、表彰台右)2位:早稲田大(整調:東駿佑(東京都早稲田大学高等学院卒)バウ:石坂友貴(東京都早稲田実業高等部卒)、表彰台左)3位:仙台大(整調:徳山隆鎮(大阪府立桜宮高卒)、バウ:佐藤亮佑(山形県立酒田光陵高卒))。下段最右)リオ五輪代表・大石綾美、下段左から)同・大元英照、同・中野紘志
男子ダブルスカル優勝:富山国際大。「冬シーズンから怪我をしていたのであまり練習できていなかったが、二人で乗り越えてきた」(中川)
M2x優勝:男子ダブルスカル優勝:富山国際大(中央左・整調:中川祥(富山県JINZU SPORTS CLUB OB- 富山市立大沢野中卒)、中央右・バウ:菊地諒今(秋田県立本荘高卒-本荘市立本荘南中卒))
男子舵手つきペア優勝:日本大。「落ち着いて逃げ切るように指示した。漕手たちは強く指示に応えてくれた」(八木)
M2+優勝:日本大(右から整調:河津蒼摩(大分県立日田林工高卒)、Cox:八木陽輝(福井県立美方高卒)、バウ:熊谷大樹(秋田県立本荘高卒))
男子舵手なしフォア優勝:中央大。「皆に支えてもらって勝てた。キツかったが練習の成果が生かせた」(河津)
M4-優勝:中央大(左から整調:宮浦真之(石川県立小松明峰高卒-小松市立丸内中卒、3番:岡田直樹(大阪府清風高卒-大阪府清風中卒)、2番:久保如竹(東京都立保谷高卒)、バウ:河津俊亮(熊本県立菊池高卒))
男子舵手なしクオドルプル優勝:中央大。「最初からぶっ飛ばして根性で行った。クルー全員でスピードを追求してきた」(山岸)
M4x優勝:中央大(左から3番:徳永貴大(東京都中央大学杉並高卒)、整調:山岸航基(群馬県立館林高卒)、バウ:柏木裕葵(兵庫県立洲本高卒)、2番:石橋圭二郎(大阪府清風高卒-大阪府清風中卒))
男子舵手つきフォア 優勝:日本大。「後半で伸ばす事ができた。下級生も多かったが長い距離を漕ぎ大会に備えてきた」(吹越 )
M4+優勝:日本大(左からCox:佐藤宏行(長野県立岡谷南高卒)、バウ:中里優太(青森県立田名部高卒)、2番:石原晶太(群馬県立館林高卒)、3番:倉橋正斗(岩手県立雫石高卒)、整調・吹越智一(青森県立むつ工業高卒))
男子エイト優勝:日本大。「自分たちのレースをして優勝する事だけを意識していた。冬から取り組んできた練習が実を結んだ」(林)
M8+優勝:日本大(前列左から整調:佐藤翔(岩手県立黒沢尻工業高卒)、7番:伊藤駿汰(愛媛県立今治北高卒)、Cox:佐藤剛生(大分県立日田高卒)、6番:港裕哉(滋賀県立瀬田工業高卒)、5番:木下喬平(福井県立若狭高卒)。後列左から4番:山根慶大(岩手県立山田高卒)、3番:林亜門(岐阜県立加茂高卒)、2番:嶋田潤(茨城県立潮来高卒)、バウ:志賀巧(福井県立美方高卒-美浜町立美浜中卒))
オックスフォード盾レガッタ優勝: NTT 東日本 (Cox:佐々野大輝(東北大卒-福岡県立東筑高卒)、整調:西村光生(仙台大卒-愛媛県立宇和島水産高卒)、7番:中溝朝善(日本大卒-東京農業大学第二高卒)、6番:大塚圭宏(日本大卒-静岡県立沼津工業高卒)、5番:伊藤清剛(明治大卒-宮城県立佐沼高卒-佐沼中)、杉崎高久(日本大卒-阿賀黎明高卒)、3番:高野勇太(中央大卒-愛知県立猿投農林高卒)、2番:林靖晴(中央大卒-大阪府立桜宮高卒)、バウ:坂上煕英(日本大卒-阿賀黎明高卒-新潟市ジュニアボートクラブOB)
オックスフォード盾レガッタ優勝: NTT 東日本 (前列左から佐々野大輝、坂上煕英、大塚圭宏、杉崎高久。後列左から西村光生、中溝朝善、伊藤清剛、林靖晴、高野勇太)。「チーム目標の『圧倒的先行力』を達成しよいレースができた」(坂上)