2016(平成28)年6月3日(金)に戸田ボートコースで学内レガッタ「第103回東京外国語大学 学内競漕大会(通称ボート大会)」が行われました。
東京外国語大の学内レガッタはナックルフォアによる300mレースで、留学生を含む新入生と教職員の約800人が参加します。
特長は国際色豊かな大会である点で、海外からの留学生と日本人学生との貴重な交流機会となっています。 例えば彩り鮮やかな伝統衣装で臨む選手たちを、ハロウィンのようなメイキャップ姿の応援団がラテン音楽を奏でて送り出すといった様子が各所で観られます。 また、学内レガッタは大学の正課授業の一コマでもあり、参加すると出席カウントされます。
今年は70クルー350人が出漕しました。立石博高学長は「ばらばらにオールを操れば、ボートはまっすぐには進みません。 協調精神を実感する機会としてボート競技は良いきっかけになると思います。将来、『多言語グローバル人材』として 国際社会で活躍するには『人間力=協調精神』が求められます。ボート大会の経験がその学びのきっかけになってほしいです」とのことです。
【ローイング編集部】
大会結果と写真は以下のWeb参照
http://www.tufs.ac.jp/topics/103528.html
第102回学内競漕大会(通称ボート大会)の動画は以下のWeb参照
https://youtu.be/afLRSm4kiJE
東京外国語大の学内レガッタは1902(明治35)年に隅田川で始まりました。当初は東洋専攻チームと西洋専攻チームの二手に分かれて行われてました。 1922(大正11)年には現在に続く全1年生による各地域・言語別のクルーで競う「覇業レース」が始まりました。