東京を拠点とするマスターズボートクラブ「ボート団塊号」は2016(平成28)年10月27日(木)に「第5回秋の荒川漫漕」を行いました。 今年は我々ボート団塊号をはじめ東京大OB会「淡青会」、京都大OB会「濃青会」、在京国立大5校OBシニアによる有志会「PENTA ROWING CLUB」、一橋大OB会「四神会」、 学習院大OB会「桜艇会」、多摩川ROWING CLUBの、各団体のオアーズマン36人がエイト4艇により実施しました。
荒川漫漕前の参加者(国立スポーツ科学センター戸田艇庫前にて)
このイベントは在京マスターズオアーズマンの秋の恒例行事です。
ボート団塊号の木曜日練習グループ「木曜クラブ」が、シーズン最終の1000mマスターズレースである「谷古茂盾争奪マスターズ(10月中旬、戸田ボートコース、東京都ボート協会主催)」の終了後に、
「レースを忘れて秋の荒川でのろ乗艇を満喫しましょう」とマスターズオアーズマンへ呼び掛けて始まりました。
荒川上流の秋ヶ瀬公園間の往復16kmがお決まりのコースで、2014(平成26)年は衛星放送NHK-BSプレミアム「発見!体感!紅葉輝く!都会の大河 荒川紀行(平成26年12月11日(木)放送)」にも取り上げられました。
初回以来、天候に恵まれた荒川漫漕、今年も快晴には恵まれましたが、北西風の強い、ラフコンでの漫漕となり、秋ヶ瀬往復16kmは、
かなりタフな漫漕が予想されました。
潮位の状況から例年より1時間遅れの午前11時30分に蹴り出し、往路は北西の逆風のためオールは重く、ラフコンディション(ラフコン)に翻弄され、秋ヶ瀬の折り返しまで1時間20分もかかりました。
復路は順風により特急列車と思いきや、ラフコンに災いされて1時間近くもかかり、着岸は予定より遅れて午後2時近くとなりました。
強い北西風やラフコンにより、思いのほか時間がかかり、途中の休憩も短時間で済ませたため、例年になくハードな漫漕でしたが、
さすがに日頃のレースに向けた練習で鍛えた“強者連”の皆さん、果敢に漕破されました。
漫漕後は、皆さんが大変楽しみにされている「国谷」での恒例の打上懇親会です。
最初はCoxからそれぞれのクルーの漫漕講評、続いて自己紹介を兼ねての各自の来歴、
ボートへの思いや漕法など、ボート談義に華が咲き、皆さん大変な盛り上がりでした。
各クルーとも即席クルーのためか「今イチ」というCox評でしたが、
懇親会では艇上とは異なり、各クルーとも素晴らしいチームワークを発揮され、素晴らしいひとときを過ごすことができました。
今年も安全に荒川漫漕が無事終了し、皆さんに喜んで頂きました。
来年も大勢のマスターズオアーズマンの参加をお待ちしています。
【ボート団塊号 代表 弓場常正】