第44回朝日茨戸レガッタ
2016（平成28）年6月4日（土）と5日（日）に北海道の茨戸川ボートコースで「第44回朝日茨戸レガッタ（主催：朝日新聞社北海道支社、札幌ボート協会）」を開催しました。
参加者の集合写真。背景は茨戸艇庫「ボート研修センター」
初日は肌寒く風が強い1日でしたが、2日目は快晴となり多くの観衆が声援を送っていました。
今回の招待クルーの京都大の男子舵手つきフォアとトヨタ自動車の女子ダブルスカルで、大会には114クルーの参加がありました。 レース終了後はホテルガトーキングダムサッポロで「歓迎レセプション」が催し、 170人を超える選手・OBOG・家族などが参加。皆、おいしいケーキや料理をたくさん食べながら、互いに親睦を深めました。
閉会式でトヨタ自動車・岩月孝敏監督（猿投農林高OB）、京都大・杉藤洋志ヘッドコーチ（北海道大学大学院OB）から、 若い選手たちに「バラトの素晴らしい環境をいかして、日本一を目指してほしい」というメッセージをいただきました。
来年はさらに多くのボート仲間が茨戸に来られることを、期待しています。
【北海道リポーター・本間公康】
【撮影：札幌ボート協会・中川信治会長】
レース結果は以下のWeb参照
http://hokkaidoboat.web.fc2.com/report.html
熱を込める北海道大応援団
白熱したエイトレース
招待クルー・京都大による琵琶湖周航の歌
盛り上がった歓迎レセプション。
ジョイフォア優勝の道新ファイターズ
男子ダブルスカル入賞者たち
参加者に配られた記念タオル
朝日茨戸レガッタとは
朝日茨戸レガッタは若手メンバーが中心となって普及、親睦、レベルアップを目的に1973（昭和48）年に始めた「茨戸レガッタ」を第1回としています。 1978（昭和53）年の第6回から朝日新聞北海道支社による夏のイベントとして第6回から大会名の冠に“朝日”をいただきました。
この背景には1959（昭和34）年に茨戸で催された「朝日招待レガッタ」があります。 当時の朝日新聞社は1953（昭和28）年から海外強豪クルーの招へいレースを主催しており、 その7回目の招待クルーとして英オックスフォード大の来日が決まりました。 同年、朝日新聞社は北海道支社を創設。その記念大会として茨戸で同レガッタを開催することになったのです。 茨戸には世界的な強豪クルーをひと目見ようという観客が1万人も訪れ、大変な盛り上がりをみせました。
その経験が「茨戸レガッタ」の開催へ、朝日新聞社北海道支社の参画へとつながりました。
【ローイング編集部】