日本ボート協会は2020(令和2)年9月25日(金)に東京都内で開催した理事会で、
10月1日付で三好悟強化委員会オフィサーが強化委員長・タレント発掘委員長に昇任する人事を承認しました。
このたび、強化委員長ならびにタレント発掘委員長に就任した三好です、よろしくお願いします。
選手・指導者の皆さまには、コロナ禍の厳しい状況においても、様々な工夫をして日々のトレーニングや大会開催等に前向きに取り組んでいただきありがとうございます。
今回の就任にあたり、まずやらなければいけないことは、いまだ確定していない東京五輪の出場枠の獲得があります。これについては、来年4月開催予定のアジア・オセアニア大陸予選、5月の世界最終予選で1つでも多くの出場枠の獲得を目指し、本大会でのメダル獲得という目標達成に向けて着実に進めて行きます。
もう一つ重要なことは、オープン種目の更なる強化です。パリ五輪から、これまで日本の主戦場であった軽量級種目の除外が確実視されています。
私自身、現役時代のほとんどをオープン種目で戦ってきましたので、厳しい状況は承知しており、これについてはフランス式メソッドの浸透やU23などの若手世代からシニアへのパスウェイ構築など、難しい舵取りが求められます。
今、かつてともに汗を流したチームメイトやライバルが、現場の指導者として活躍されており、大変心強い思いです。そうした皆さんの力もお借りして、新たなチャレンジを始めたいと思っています。オールジャパンとして一丸となり、2020東京とその先に向かって進みましょう。